2014年3月31日月曜日

腰壁


この家では、2か所腰壁を貼りました。

トイレとこちらの玄関です。

トイレには、ひのきを。
玄関には、杉を選びました。

トイレは、和のテイストを強めにするため。玄関は、リビングに続く空間な為、さっぱりと見えるようにそれぞれ考えて選んでいます。

言われてみなくては、わからない事かもしれませんが、そういう事にもこだわって、家造りしています。

2014年3月27日木曜日

2.5畳

昨日に引き続き、洗面所の写真です。

洗面所は、2.5畳あります。通常、2畳のところが多いと思いますが、0.5畳広げるだけで、とっても余裕を持った空間になります。

洗面台の、反対側に洗濯機と洗剤を収納できるたながあります。

こちらは、無印の収納をぴったりと納めて、こまごましたものを収納するようにします。

タイルをトイレの壁まで、広く貼りました。ドライヤーをかけて、ちょっとおきたい時、お化粧道具を置きたい時など、こうした、余裕があると、使い勝手が良くなると思います。

2014年3月26日水曜日

トイレ


こちらは、洗面所に一歩入った写真です。

洗面所は、外に面していません。なので、どうしても暗くなってしまうのが、難点です。

その難点をカバーするために、トイレの上の部分に透明のガラスをはめ込んであります。こうする事によって、昼間でも暗くなりません。

透明のガラスから、少しだけ照明が見えるように、位置を考えて付けています。もちろん、お気に入りです。

トイレには、お客様のご希望で、腰壁を貼りました。腰壁の上の部分は、珪藻土です。

手づくりの手すりもついています。

気持ちのいい空間が保てそうです。

2014年3月25日火曜日

こちらは、先日紹介しました、DVDラックの横になります。

L字の机が、パソコンをよくやられるお施主様には、ちょうどいいと思い設置しました。上の棚には、無印良品のポリプロピレンの収納がぴったりと、収まっています。

設計段階で、パソコン・TV・おおよその棚の位置を打ち合わせしておき、部屋がだいたいできてから、しっかりと、棚の位置や大きさなどを決めていきます。





机の下の引き出しも、無印のものです。お客様から、いいのがあると提案していただいたので、一緒に見に行きつくりました。

自分の、こうしたいと言う思いが、形になっていくと言うことは、うれしく、家造りのいい思い出にもなっていると思います。


2014年3月23日日曜日

アイディア



こちらは、お施主様がたくさん持っているDVDの収納棚で

す。今まで使っていた、DVDラックの棚が、斜めについてい

て、地震の時の落下防止になるということで、棚板を斜めに

つけました。

はしごは、高いところにあるものをとる時に、使います。

また、ロフトの上り下りのはしごとしても、利用します。

一石二鳥です。

お客様のアイディア、また、使わせていただきますね。

たくさんの・・・

今回の見学会でも、たくさんのプレートを用意しました。ひとつひとつ、お施主様とこだわり、決めていったことばかり。

打ち合わせをするのが、造り手である大工さんとだから、確実に伝わります。

こちらの意見ばかりではなく、お客様に教えて頂くこともたくさんあります。一緒に家造りです。

2014年3月16日日曜日

ありがとうございました。

現場見学会から、早くも一週間が過ぎてしまいました。

見学会には、施主様のお友達・同僚・近所の方々・この家の前を通り、興味を持っていただいた方・広告を見て来てくださった方々と、本当にたくさんの方に見に来ていただいて嬉しく思います。


こちらは、玄関を入ってすぐの写真です。お施主様が選んだソファーとテーブルですが、この家にピッタリの色合いで、大きさもちょうどいい。照明は、こちらが提案したものを、とても気に入ってくださり、つけさせて頂きました。夜には、暖かい雰囲気を演出してくれます。


のんびりペースではありますが、こちらの家を少しずつUPしていきたいと思います。

2014年3月5日水曜日

すみつけ 手刻み


お客様の予算に応じて、手刻みで、構造を造ります。


墨付け 手刻みの優れたところ








土台と柱は通しホゾ込み栓で 根元をがっちりさせます。

上部の梁の大きさに合わせて、ホゾの長さを最大限にします。

木にはいろいろな木があります。

1本 1本その木のを見て、どこに どの向きに使うかを選んで墨付けしていきます。

例えば 外壁面の梁は内側に曲がっている面を向け、継ぎ手梁を入れることにより、まっすぐ、

がっちりさせます。また、梁の上の方に曲がっている面を向けることにより、

上からの荷重に強くなります。


柱は素直でまっすぐな木を建具の戸当たりに使うことにより、建ててから何年経っても

戸の建て付けがいいです。

曲がって育った木は、製材して、まっすぐしても、必ず 育ったように曲がってしまいます。

木の性格を読むのも大工の仕事だと思います。






大黒柱の根元です

建ってからでは見えなくなってしまいますけど、ただ一つのホゾだけではなく、

土台全体に差し込むようにします。




太鼓梁 

今の技術でも機械ではできません。

十文字に組めば、ねじれに強く、地震の揺れにも強くなります。



台持ち継ぎ

断面の大きい材料の継ぎ手に適しています。




丸みのある梁はあえて 丸みを残し化粧梁にします。



土台の継ぎ手は水が入っても抜けるように上下を逆につくります。




金輪継ぎ

材料の捻れに強く、中心の込み栓を打てば、金物に頼らなくても、かなりの強度があります。


家全体をこのように組めば、家の強度は数字ではない、強さが必ずあると、思います。