2014年3月5日水曜日

すみつけ 手刻み


お客様の予算に応じて、手刻みで、構造を造ります。


墨付け 手刻みの優れたところ








土台と柱は通しホゾ込み栓で 根元をがっちりさせます。

上部の梁の大きさに合わせて、ホゾの長さを最大限にします。

木にはいろいろな木があります。

1本 1本その木のを見て、どこに どの向きに使うかを選んで墨付けしていきます。

例えば 外壁面の梁は内側に曲がっている面を向け、継ぎ手梁を入れることにより、まっすぐ、

がっちりさせます。また、梁の上の方に曲がっている面を向けることにより、

上からの荷重に強くなります。


柱は素直でまっすぐな木を建具の戸当たりに使うことにより、建ててから何年経っても

戸の建て付けがいいです。

曲がって育った木は、製材して、まっすぐしても、必ず 育ったように曲がってしまいます。

木の性格を読むのも大工の仕事だと思います。






大黒柱の根元です

建ってからでは見えなくなってしまいますけど、ただ一つのホゾだけではなく、

土台全体に差し込むようにします。




太鼓梁 

今の技術でも機械ではできません。

十文字に組めば、ねじれに強く、地震の揺れにも強くなります。



台持ち継ぎ

断面の大きい材料の継ぎ手に適しています。




丸みのある梁はあえて 丸みを残し化粧梁にします。



土台の継ぎ手は水が入っても抜けるように上下を逆につくります。




金輪継ぎ

材料の捻れに強く、中心の込み栓を打てば、金物に頼らなくても、かなりの強度があります。


家全体をこのように組めば、家の強度は数字ではない、強さが必ずあると、思います。















2013年10月9日水曜日

基礎工事


基礎を上から 見たところです。基礎の角は地震の時に負荷がかかるので、フーチングと言って、

斜めにコンクリートを増して打ち 強度をつけます。


大黒柱の根元は大黒柱の大きさに合わせて、基礎をつくり、大黒柱の根元をしっかりさせて、縦の

荷重と横の振れを抑えます。




換気口は円にして、基礎の割れを防止します。


基礎は家の中で、一番大切で、建てたあとでは、直せないところです。

レベルはもちろん正確にして、鉄筋の量、太さ、コンクリートの強度をベテランの基礎屋さんと、

一緒に考えつくっていきます。








2013年7月5日金曜日

建てる前



新築現場 

今までの家屋の解体も無事終了し、基礎工事に入る前の工事にはいります。



敷地の境界のブロック工事です。



境界はしっかりポイントを出してお隣さんや、裏の人とも しっかり立会い 工事を進めて行きます。

ここのフェンスは木製の縦格子なので、しっかりした土台を据える為150mm巾のブロックを使用しました。


家づくりは建てる前から、フェンスの種類や、デッキの位置、自転車を置くところ、外物置の置く場所、

玄関へのスロープ、植木の場所などの外溝設計をしっかり考えていくと、無駄なスペースや動線が

なくなり、建物を建てる前に出来る工事をしておけば、コストも下がります。

段取り8分ですね



2013年1月16日水曜日

図面

ここ一週間、事務所にひきこもっております。

普段 現場主義の私は体がなまってしまいます。

でも、一番大切な仕事をしています。

家の骨組みを考えたり、いろいろな納まり、棚の位置、物を整理する場所などです。

本当に細かな仕事です。キッチンのゴミ箱の置く場所なども考えています。

でも、それがカタチになると思うとワクワクして、やりがいがあります。

もう、自分の中では完成のイメージが出来ているのです。

それを、建てる前に、お客様にも、わかってもらい 楽しんでもらいたいので、いろいろな図面を描

いています。



家の骨組みの伏図







いろいろな方向から見た詳細図



海老岡建築工房では、平面図や立面図はCADで図面を作成しておりますけど、細かな図面はすべ

て 手描きでつくっております。

お客様が理解、納得するまで、打ち合わせをしています。




2012年10月23日火曜日

テラス



5年前に自分が造った分解できるウッドデッキです。

良質な硬い材料(イペ)を使用して、お客様のメンテナンスも良く、年月が経っても良い状態でした。
やっぱいいものはいいですね。

今回はこのデッキにあった屋根を造る工事を頼まれました。ありがとうございます。

自分の好きなように、造れる仕事は本当に楽しく、やりがいがあります。


まずは柱の根元の基礎工事
ちょっとぐらいのコンクリート工事は自分でやります。


材料選び、すみつけ、刻み


仕事場で塗装。
完全に乾かしもう一度重ね塗り。


組立



ホゾは長ホゾ込み栓、くさびでガッチリ固めます。


骨組み完成

物干し掛けも手造りでつけました。


屋根材 ポリカーボネイトの波板(安くて丈夫)を貼り。樋をつけて

完成



建物にあとずけは雨漏りの原因になりますので、取り付け部分はすごく慎重に施工します。




デッキ + テラス すごくいいですよね。


クリアーエンボスの屋根なので部屋も暗くならず、雨をふせげて、工夫すれば、
真夏は日よけにもなります。

部屋の床(掃き出し部分)や、デッキ部分の耐久性もよくなり、洗濯物も急な雨でも安心ですよね。

また、洗濯の動線がかなりよくなります。

洗濯はほぼ毎日ですし、子供が増えれば、量もすごいですからね。


一石三鳥だ!



2012年8月30日木曜日

hirozushi



既存の塀を撤去、施工前
外、雨に当たる場所では、なるべく金物を使わない方が木が傷めにくいです。
柱の長ホゾを納めながら貫も入れてきます。
柱を納めたら込み栓を打ち固定します。
木と木はとても合性がよく、木を傷めず、強度もあります。
バランス、色、高さ、デザイン、強度、素材、予算
すべて考えて造ります
この塀の高さは道路から歩いて、お店の中が少しだけ、見える高さです。ちょっと、いやらしい高さですね。でもそこがいいんですよ。。。
右側のタイルの黒、素材が違っても色を統一することで、まとまり、大きく見えます。

2012年7月4日水曜日

トイレ

before
S邸 トイレリフォーム

お客様の希望

・和風のイメージを洋風にする。

・少しでも広く使いたい(バリアフリー)

・エコ にしたい 
                                                                                 
・掃除をしやすく                             
   以上の希望をもとに、お客様と一緒に考えながら工事をすすめていきました。


柱などの木部を黒ではなく、ダークブラウン(洋風)で塗装 床を木目調のタイルにして、照明を赤い縁にして、お客様の手づくりのステンドグラスと合わせました。
タンクレストイレにしたので、少し広くなりました。

昔のトイレは大、小 構わず一回流すのに13ℓ水を使います。今のタンクレストイレは、大4.8ℓ 小4.0ℓ ekoボタン3.8ℓの調整が出来ます。
なので、一年間で浴槽(180リットル) 288杯節水出来る計算です。
10年間で2,880杯 

1、000年間で288、000杯............って 1、000年も   曾孫の曾 曾 曾 ・・・・・・・・・・孫ぐらいかな?(笑)

でも すごいエコです。

チリもたまれば山となる。 だね